【メチャ楽】20代パート薬剤師として一年間働いてみて感じたこと。

正社員として大手企業に勤めて数年。

そろそろしんどい人も少なくないのではないでしょうか。

いざ、転職をするにもさまざまな選択肢があります。

そんな中で今回は、 20代パート薬剤師になるという選択肢について、

筆者が解説して行きます。

20代パート薬剤師になった経緯

筆者は簡単に言うと体を壊して、

大手企業に就職してから一年で退職しました。

そしてその後一年間は、手術および療養等に費やしました。

そして、いざ現場復帰する時

フルタイムで普通に働けるのか、少し心配になったんです。

しかしそうなると、正社員の募集はなかなかありません。

結局軽い気持ちでパート薬剤師を始めた、

というのが実のところなんです。

メリット

給料が低いわけではない

筆者は時給2500円で、現在働いています。

それで月に17日勤務をして、

多少の残業代も含めると、額面は35万円以上になります。

一人暮らしをしていても、

実際に月10万円ぐらいは貯金ができている状況です。

これくらい貰っていれば、

金銭的なデメリットはないでしょう。

責任がない

面倒くさい作業だったり手間のかかる業務は、

基本的には正社員が行うことになります。

それに、どんなに混んでいても

必ず定時で上がる主婦さんも決して少なくありません。

こういった仕事に縛られない働き方ができるのも、

パート薬剤師のいいところです。

プライベートが優先される

正社員として働いていると必ず、

プライベートを犠牲にして、出勤しなければいけない状況があるでしょう。

しかしパート薬剤師にはそんなものありません。

どんな状況であれ、最終的に責任を取らなければいけないのは

正社員だからです。

なので、もしあなたが仕事以外に優先したいものがある場合

パート薬剤師を選ぶのもひたすら選択肢かもしれません。

デメリット

キャリアの展望はない

パート薬剤師が昇格することはありません。

これは当たり前の話で、管理薬剤師などは決まって正社員です。

あなたがパート薬剤師でいる限り、

ずっと一介の薬剤師のままでしょう。

家賃補助などは基本的にない

私は、パート薬剤師で家賃補助が出る例を

聞いたことがありません。

つまり、一見すると給料は正社員には見劣りしませんが

そういった細かい補助で差がついている場合があります。

そういった点も詳しく見てから、転職を決めましょう。

出勤が日常にならない

先ほども言った通り筆者は現在、週4日勤務で働いています。

次の時間にすると136時間。

一つの月が31日だとすれば、 17日は出勤で14日は休日です。

これで一日有給など取ろうものなら、

月の半分は休みということになります。

この感じ方は人によってきっと違いますが、

筆者は働くことが当たり前にならなかったんです。

なので、たまに四連勤などがあると

精神的にかなり疲弊し、

五連休などがあると、

時間を持て余してひたすら寝る生活を

送ってしまうことも、珍しくありませんでした。

以上の理由により、筆者は週５勤務に戻そうと考えています。

20代パート薬剤師に向いている人

何かの事情により、フルタイムで働くのが難しい人

趣味に打ち込みたい人だったり、

体力的に厳しい人。

とにかく家で寝ていたい人などは、

働く時間を減らして

パート薬剤師になるのもありでしょう。

これなら一人暮らしでも余裕で

暮らしていけるでしょう。

副業に力を入れたい人

ブログやせどり、

プログラミングや動画編集など、

副業に向けられる時間は週４勤務と週５勤務では

全く変わってきます。

明らかに後者の方が有利なのは間違いないでしょう。

責任を持ちたくない人

パート薬剤師は本当に責任が求められません。

最低限仕事をこなせば、文句は言われませんし

外部の要因で仕事に影響が出るとしても

その対応するのは正社員です。

そう考えるとかなり気楽に働けるでしょう。

20代パート薬剤師に向いていない人

キャリアを形成したい人

パート薬剤師は昇進することもありませんし

キャリアを積み重ねることもできません。

しかし、会社によっては

研修認定薬剤師などの資格に対して

補助金を出してくれるところも多いです。

なので、急いで出世しなければならないよっぽどの理由がない限りは

多くの人にとって、パート薬剤師は一つの選択肢になりうるかもしれません。

福利厚生を重視したい人

パートで働く場合は、

基本的には正社員よりも福利厚生は少ない傾向にあります。

しかし有給やボーナスなど、

そこまで正社員に引けを取らない福利厚生を提供している会社もあるので、

これもなかなか一概に言うのは難しいでしょう。

パート薬剤師として働く場合は、

福利厚生に関して

一度考えてみるのも得策だと言えます。

人生の小休止として

人生に疲れた時、

簡単に環境を変えられるのが

薬剤師の最大のメリットだと筆者は考えます。

職場の人間関係がうまくいかなかったり、

就労前に聞いていたよりも労働環境が良くなかったり。

そういうときは思い切って現状を変えるのが、

自分を守るためには最優先すべきことだと

筆者は本当に思っています。

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